とある冒険者の記録媒体

FF14のミラプリ録のはずが脱線し続けている日記

Another world〜Crystar編

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今回は『CRYSTAR』というゲームです。
夏のPSセールでDL版が60%オフだったのを見てよし書こうと思ったのですが、気付いたらセール終わっていましたごめんなさい。
書く機会を逃したなと思っていたところ、先日FF14内でCRYSTARの主人公の名前と見た目の人を見かけたのがとても嬉しくて、それが糧となって書くことにしました。


前提:
・周りがびっくりするほどの怖がりです。表現が過大にならないように気を付けて書きましたが、‟普通な方々”は本文を1/2程度で受け止めていただけるとちょうどいいかと思います。
・プレイしてからだいぶ経っているので、多少記憶が風化しています。
・鬱ゲーの意味があまり分かっていないのに使用しています。

 

この記事のネタバレチェック:
・ゲーム内スクショがあります。シナリオ中のセリフ等は一切ありません。
・一文だけですが、ネタバレした方が良いことを書いています。ネタバレに敏感な方は読まない方がいいかと思います。
この一文の前にワンクッション置いてはあります。

 

***

「涙に意味を、与えてあげて」
このキャッチフレーズに心を撃ち抜かれて買いました。
FuRyu社の有名どころのゲームだと、『カリギュラ オーバードーズ』だと思われます。
カリギュラもプレイしたことがあるのですが(未クリア)、心理描写や敵の設定、主題歌への歌詞のこだわりがカリギュラ感満載で、私にとって大好物のところが引き継がれていて(カリギュラの続編でも何でもありませんけど)、今後もひっそりFuRyuさんを応援したい気持ちになりました。
何ていうか、スクエニさんや任天堂さんみたいな大手では無いので、予算の都合上これ以上はできなかったんだろうなとかが見え隠れしているんですよね。
最近そういうのに弱いんですよ、歳かな。
 
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だいぶ逸れましたが、先程のキャッチフレーズから分かるように涙がキーとなるストーリーです。
鬱ゲーと呼ばれているようですが、本当にその通りでした、酷い話です(一応褒めています)。


私、「何でボイスつけるんだろう」って思いながら大半のゲームをしているくらいのアンチボイス派なのですが、初めてと言えるくらいボイスの良さを味わいました。
世界観にマッチしすぎていて、不気味で、暗くて、それでいて綺麗で。
主題歌(やなぎなぎさん)、BGM、ボイス……音楽に対するこだわりが直球で感じられます。


このゲーム、15歳以上対象のゲームだったので私でも堪えられる程度の怖さだと安心して買いました。
敵シンボルとかは一切怖くないですし、鬱ゲーではありますが怖い演出があるわけでもないんです。

じゃあ何が怖いのかって、音楽がじわりじわりと恐怖感を運んでくるのです。
序盤はいい音楽と思っていた曲が繰り返し聴くことで終盤には恐怖でミュートにしてしまうくらいトラウマになっていきました。
これのせいでしばらくストリングスの音を聴くだけで怯えたり、一人で静かな部屋にいると脳内リピートされて慌てて明るい音楽をかけて気を紛らわすくらいになっていました。
このゲーム関連の悪夢でうなされたこともありました。
悪い意味でですが、ここまでマインドを支配するレベルの音楽はCRYSTARが初めて……いや、ドラクエで呪い付きの装備をしてしまった時の音楽が1番苦手なので、2番目ですね。


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そんなこんなで後半はまさかの音無しで頑張って全クリしました。
もう少しやりこみ要素をやりたかったのですが、沁みついた恐怖は拭えませんでした。
特定の敵を倒すと書き込まれていく「死者回想録」っていう図鑑的な要素があるのですが、可能ならば全部埋めて読みたかったんですよね。
このゲームの中で一番好きな要素でした、ちょっぴり怖かったけど。
装備の強化も割と好きでした。


最初の方で予算が~って事を書いたので、少し紹介します。
敵のシンボルの種類がものすごく少なくて、色変えるだけで増やしているんですよ。
あと風景が単調です。
全部違うエリアなのですが、全部似たような感じなのです。
それと私はイージーモード勢な上にバトルは楽なだけありがたい派なので何も思わなかったのですが、バトル大好き勢にとっては物足りないと思います。
ハードモードは一切体験しませんでしたが、そもそも戦闘中にできることが限られているので、爽快感とか達成感は無いと思われます。


以下、画像2枚挟んだ後に大雑把なネタバレがあります。
私はプレイ前に知ったことですが、知っておいて良かったなと思った内容です。
ただし、人によってはネタバレになるのでここで引き返すことをおススメします。
何と言いますか、仮にこのブログを見てやってみようと思った希少な方がいる場合、この情報でやるかやらないかを左右される……そんな感じの内容です。

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シナリオは個人的には良かったです。
若干その設定だと少し弱いんじゃないかなっていう箇所はありましたが、知らんぷりできるようなレベルです。
但し、同じダンジョンを何周もさせられます。
修行の一環ではなく、ストーリーを進める上で必ず周回しないといけません。
先程風景が単調だと書いた通り、似たような場所をひたすらまわるのは苦行でしかありません!!

 勘弁してくれ~と思いながらやりましたが、待ち受けているシナリオは、ちゃんと意味があったことを証明してくれる内容です。


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最後に。
ヒロインが持っているミュージックプレイヤーが、私の愛用しているものの色違いでびっくりしすぎました。
再現率99%、何よりもテンションが上がりました。


***
あれですね、FF10の記事でもそうでしたが、どうしても感想が音楽寄りになってしまいますね。
もう少し全般的に均等にと思っているのですが、ネタバレ無しで感想書くのって地味に大変なのですよ(結局言い訳)。
正直Another world系が増える予定は無かったので、レビュー点数とか、サブタイトルとかを追加しようかとも思いましたが、まだ思っているだけです。